残穢
みました。
原作は小野不由美さん。
ある奇妙な物音から全てが始まる話。
部屋から聞こえるその音は、部屋だけでなくマンション全体に不可解な現象をもたらす。
そしてその土地の過去が全てのカギを握る…
といった、ホラー映画です。
私はホラー映画が苦手で、お化けが急に出てきて追っかけ回したりとかそういうの本当に無理なんですが、
残穢はそういうホラーではありませんでした。
その土地ではるか昔に起きた事件が、呪いというか祟り的なものとして残り、その土地に住み、その祟り(穢れ)に触れたものはすべて祟られる。
といった、日本に昔から伝わる「触穢」をもとに作られているのでしょうか。
なので、この祟られた話に触れた(というか関わった?)竹内結子演じる「私」や、その関係者すべてが最後は祟られてしまう。
というオチかな?
けど実際祟られて死ぬシーンとかはなく、「この話を聞いた者も、話した者も祟られる」という事実を知り、祟りが始まる。というシーンで終わりました。
小説はもっとエッセイのように書かれているらしく、余計に怖さが増すらしいですね。
だってもしこの話がフィクションではなくノンフィクションなら、
読んだ人も祟られるから…
その時はこのブログ読んだ人も…笑
おわり。