きまぐれ記録

みたもの、読んだもの、感じたことを記録します。

アイデンティティ

みました。

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あらすじ(ウィキペディアより)


連続殺人の刑で死刑が宣告されたマルコム・リバースは多重人格障害の疑いがあり死刑執行の前夜、彼の罪を問う再審議が行われようとしていた。

一方、大雨のために裏寂れたモーテルに一晩閉じ込められることになった11人の男女は何者かに次々と殺されて行く。女優の運転手であるエドは次第に連続殺人の奇怪さを感じ始め、ある瞬間に突如としてモーテルから審議室に意識が飛ぶ。そこでマリック医師から、自分はマルコムの人格の一人であること、マルコムの生み出した人格の内誰かが殺人鬼であること、医師の処置により今晩マルコムの人格の全員が引き合わされたことを聞かされ、モーテルはマルコムの精神に存在し、そこでの一連の殺人劇は殺人鬼の人格が他の人格を消滅させているものだと悟る。

モーテルに戻ったエドはロードこそが殺人鬼だと確信し彼の抹殺に成功する。これによりマルコムは死刑を免れ入院することになったが、その護送の最中ティミーの人格が現れマリック医師とドライバーは殺害される。


といった話でした。


最後にどんでん返し。

私の好きなパターンのやつ、、笑


これ、他の方の解説とか読んでると

やはり多重人格というのを映画に取り入れているだけあり、幼少期の虐待についても関わりがあるようですね。


多重人格、すなわち性解離性障害

多くは幼少期に虐待を受けた児童が、その現実を受け止めきれずに、もう一つの人格を作り出すことでその人格に全てを預けてしまう。

ということが言われています。

まぁ、あくまで一例ですが、、


その作り上げた人格が、自分自身が成長したあとも、人格のみ孤立して成長してしまい、もう一つの自分として生き続けてしまう。

といった感じでしょうか。


この映画も、多重人格、そして虐待された過去を持つ子どもが登場します。

そしてその子どもが連続殺人の真犯人であり、最後まで根強く生き残った人格。


幼い頃に受けた傷は、こんなにも恐ろしく成長してしまうと訴えかけているようにもみられます。


あまり後味が良くない映画ですが、短めなのでサクッとみれます。



おわり。