おとなり
本日3本目の映画。
実はエスターに引き続き、マッドマックスを観ていたのですが
特に書くことないのでとばします。笑
おとなり。
顔も年齢も知らない、ただアパートの部屋がおとなり同士の男女の物語。
というと、2人の絡みが多いのかな?と思ってしまいますが、意外とそうでもない。
それぞれの生活が中心で、その中でお互いに意識し合う感じかな。
以下感想とか
おとなりというタイトルもあり、音を意識して作られている作品でした。
顔も知らない人同士が、ただ薄い壁から聞こえるお互いの生活音に、少し笑みを浮かべながら耳をすませる描写はなんだか観てるこっちも微笑んでしまう。
コーヒーをゴリゴリ豆挽く音や、ドアを閉じた時にチリンとなる音。
エンドロールでは私たちの身の回りに当たり前にある音が流れるのですが、これがまたよい。
岡田義徳さんが、作中で基調音の話をします。
普段当たり前に身近にある音。けどそれがなくなると何故かもの寂しい、違和感を感じる。
その音があることで安心感を得られる。
そんな音の様な出会いを、運命というのではないか。と、語ります。
が、この岡田義徳さんの役の男、実はものすごく最低な男の役なので、すっかりこのシーンでだまされてしまった。。。笑
最初から最後までほんわかした、温かい映画でした。
癒されたい時とか、なんかこう、ゆっくりしたい。心を穏やかにしたい。という、心に余裕のある時にゆったりとみると落ち着くかもしれません。
おわり。